通称 ロレスポ!
そのロレスポの1つ「GMTマスターⅡ」は名前の通り GMT機能(Greenwich Mean Time)がありますが
みなさんは使いかた知ってますか?
説明の前に
説明で使うのはこの時計
ROLEX GMTマスターⅡ 116710BLNR
GMTマスター特有の2トーンカラーベゼル
青と黒のベゼル いわゆる『バットマン』カラー
(なんともかっこいぃ~~)
ちなみに今回の説明では長針と秒針は使いません
普通の時計と違うのは「GMT針」があることと「ベゼル」
GMT針は長短針と連動しており 短針の半分の速度(角度)で回転します。
ベゼルは2~22までの偶数と▽が刻印されており 両方向に回転できるようになっています。
第3時間帯時刻まで設定する
今回はGMTマスターⅡでの第3時間帯時刻までの設定の仕方と見方について説明していきます。
前提として
東京の外資系勤務の会社員Aさんが イギリス支社のあるロンドンに出張。
出張中に東京にいる奥さんや本社のあるニューヨークに連絡を取りたいので この3拠点それぞれの時間を見られるようにしたい。
通常は東京時刻で見ているが、出張中はロンドン時刻をメインに表示変更する。
と言う設定のもとで説明していきます。
まずは第1時間帯
これは通常状態
通常の時計がPM10時(22時)を指しており
GMT針もベゼルの22時を指している。
そして、第2時間帯の設定
東京とロンドンの時間差(-9時間)を短針で調整
(リューズを1段引くと短針だけが動くようになり、2回転で日付も調整できます)
※ROLEXなどの防水機能がある時計はリューズが締め付けられてロックされているので、引く前に反時計回しに回して ロックを外してください。
※外れた状態を0段位置とします。
-9時間なので反時計回りで回転させる
※マイナス時間なので 時計回りだと日付がずれてしまう。
通常の時計がロンドン時間の午後1時(13時)
GMT針が東京の22時を指している。
これで東京の時間は維持しつつ、出張先のロンドン時間がメインで表示ができている!
さらに第3時間帯の設定
正直これ以上、無理じゃね!って思いますが できちゃうんですね~
東京とニューヨークの時間差(-14時間)をベゼルで調整
ベゼルを回転させ ▽を14のあった7時まで動かす
(ベゼルは両方に回転するので 逆方向の「+10時間」でもOK)
通常の時計がロンドン時間の午後1時(13時)
GMT針がニューヨークの8時を指している。
あれっ!東京の時間がどっか行っちゃった!!!
回転する前のベゼル位置を思い出して、時間を確認してください。
思い出さなくても 文字盤の時間に×2してみてください!
11時を指しているので11×2= 22時
第3時間帯まで設定完了
これで3つの時間 第3時間帯の設定ができましたね!
まとめ
今のご時世 スマホやスマートウォッチの普及でなんとでもなってしまいます。
が、それでもやっぱり機械式時計の良さやすごさを感じます。
このすごさに 耳や気持ちを少しでも傾けて頂ければ うれしいです!
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